吉本歯科医院へお寄せいただくよくあるご質問をまとめました。
こちらに記載のないご質問はお電話、またはメールにてお問い合わせ下さい。

歯の神経を取ったはずの歯が痛むのですが歯医者さんに相談に行っても原因がわからないと言われます。

歯の神経治療をする時、歯の根の入り口を見つけることがスタートになります。しかし実際日本の歯科大学では現在でも歯の根の入り口は3つと教科書で教えています。3つしかないと思い込んでいると3つしか入り口を見つけることはできません。実際、吉本歯科医院にお越し下さった患者様の中で半数の患者様のお口の中に4つ目、5つ目の歯の根の入り口が見つかっています。歯の神経を取ったはずの歯が痛む場合は4本目、5本目の歯の根の入り口が残っている可能性があります。また歯の神経は教科書やイラストでは単純に3本程度でイメージされていますが、実際には網の目のように無数に張り巡らせています。500箇所以上も張り巡らされている歯の神経を人間の手でひとつひとつ取り除くということは実際は不可能なのです。吉本歯科医院では特殊な薬剤と封鎖技術を使い歯の根の中にある細菌を殺し除去します。そこに細菌が存在する限り歯は痛み続けます。

の神経が痛んでいたのですがロキソニンを飲んでしのいでいるうちに痛みが治まりました。治ったのでしょうか?

非常に多いご質問です。今まで痛かった歯の神経が痛くなくなったということは「死にかかっていた歯の神経がとうとう死んでしまった」可能性があります。歯の神経が生きている場合は痛みがあります。死んだ歯の神経が残骸です。放置しておくと腐敗してガスを発生し口臭の原因となります。また痛みがおさまったとはいえそこに歯の神経の残骸が残っている場合にはお疲れが出た時などに炎症を起こしたり膿が溜まったりすることが起こりやすくなってしまいます。おはやめに受診して下さい。

歯がしみるので歯医者さんに行ったら歯の神経を取るしかないと言われました。歯の神経を取った方がいいのでしょうか?

歯の神経を取るメリットはほとんどありません。歯の神経を取った歯は「死んだ歯」になります。強度は10分の1まで落ち、噛む力に耐えられなくなります。そのため見た目はきれいに見えても強い力で噛んでいると歯の根が割れたりします。歯の根が割れると抜歯になってしまいます。しかし、多くの方は歯の神経を安易に取る治療をお受けになられているのが今の日本人の現状です。歯の神経を抜かずに残せる状態なのであれば歯の神経を抜かずに残した方がいいでしょう。

現在かかりつけの歯医者さんで歯の神経を取る治療をしている最中ですが5ケ月過ぎてもずっと痛いままです。

一般的な歯の神経を取る治療ではこのような症状は当たり前に起こります。痛み続けるということは歯の根の中に細菌がまだ存在しているから、です。細菌を殺すこができれば痛みはウソのように治まります。