歯の神経は抜かずに残す治療を

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院　吉本歯科医院の吉本彰夫です。

日本のほとんどの歯科医院で行われている従来型の虫歯治療は

「悪い部分はごっそり削り取り被せ物でふたをする」という治療法です。

日本中で行われている歯科治療の8割がなんと

「過去に受けた治療の再治療」という事実を知っていますか？

そして従来型の虫歯治療は虫歯を大きく削り、さらに痛いというのが当然です。

どんなに麻酔の注射がうまくて削る時に痛くないとしても

虫歯部分を含め健康な歯ごと大きく削り取るため歯の質はどんどん少なくなります。

また、虫歯治療が終了したからといって虫歯は完全に治ったとはいえません。

「何度も同じところが虫歯になる」という経験をされたことはないでしょうか？

細菌が歯の神経に近くまで到達してしまうと痛みが出はじめます。

痛みが出だした時にはもう「この歯の神経は取るしかありません」という治療しか手立てがないのが一般的です。

吉本歯科医院で行っている、削らずに薬で治す虫歯治療はおそらくあなたが今まで受けてこられた従来型の虫歯治療とはまったく考え方が異なります。

従来型の虫歯治療が

「歯が黒く変色した悪いところをすべて削り取ってしまう」

という外科的発想だとすると、

吉本歯科医院で行っている削らずに薬で治す虫歯治療は

「細菌だけを薬によって死滅させる」

という内科的発想の治療法です。

この治療法により吉本歯科医院では開業以来、四国各地からお越し下さる患者さんの歯の神経を抜かずにすんだり、

歯を抜かずにすんだりといったことに数多く成功しています。

歯は安易に削る前に、歯の神経を残せるのであれば残す治療を受けて欲しいと思います。

虫歯になったからといって虫歯部分を大きく削り取ってしまうことでから歯の神経に近くまで削られて、痛みがではじめるのです。

痛みが出てしまったらもう「歯の神経を取る」という方法しかないのです。

歯の神経を取ってしまうとその歯は死んだ歯になります。

枯れ木のような状態の歯となり歯の強度は一気に落ちます。

１０分の１まで落ちてしまいます。

神経を取った歯は非常に割れやすくヒビや亀裂が入りやすくなります。そして折れやすいです。

歯の根が折れたり割れた場合には歯根破折といい「抜歯診断」しかなくなってしまうのです。

将来抜歯にならないために歯の神経を残す虫歯治療の方法があることを知って頂きたいのです。