歯の神経治療、半年過ぎても痛みが治まらない
香川県 高松市 噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
吉本歯科医院の無料メール相談から
ご相談メールを頂き、来院された患者様です。
ご相談のメールです。
左の奥歯の歯茎が腫れ出血や膿が溜まる症状が続いていました。
かかりつけの歯医者さんを受診すると歯のクリーニングと歯石を取り、薬をいれながら様子を見ましょうと言われましたが、何回通っても腫れが引かず、銀の被せ物を取ってみたら虫歯が神経にまで達しているので歯の神経を取らなくてはいけないという診断を受けました。
その日から歯の神経を取る根管治療がスタートしました。
6ケ月半が過ぎた頃にやっと被せ物が入りました。
しかし被せ物を入れてもらった後も痛みがおさまらず噛むと激痛が走る状態でした。
再度受診すると「一旦被せ物を外して治療をやり直しましょう」ということになりました。
その時に先生に「ないと思っていた神経がもう1本あった」と言われました。
そこからさらに数か月が過ぎ、2回目の被せ物を入れました。
しかしやはり噛む痛みがひどく現在はまったく噛むことができない状態です。
再度受診して相談すると今度は「もしかしたら抜歯をしなくてはいけないかもしれない」と言われました。
同じ部分の治療を何度も繰り返し、さらにこの先「抜歯になるかもしれない」と言われショックを受けています。
実際にお口の状態を診させて頂き、薬で菌を死滅させる処置を行いました。
1回の処置でお痛みはおさまりはじめました。
痛みの原因は「そこに菌が存在しているから」です。
消毒を繰り返していても菌を死滅させることができていないと痛みはずっと続きます。
歯の神経を取る治療をしたあと、お痛みが治まらない原因はそこに菌が死滅せずにある場合か
見つけられていない神経の入り口があるか、です。
歯の神経を取る治療をしたのに噛むと痛い、痛みがおさまらない場合には
ご相談下さい。