治療した後に歯が痛くなった”第二象牙質って?

治療した後に歯が痛くなった!第2象牙質って何?|香川県高松市 薬で治す虫歯治療 根管治療 歯の神経治療 吉本歯科医院

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

虫歯治療をした後はずなのにしみたいり歯が痛んだりするのですが大丈夫ですか?

というご相談は多くあります。

これは治療の方法と歯の構造によるものですので心配はありません。半年から1年くらいでごく自然にしみたり痛んだりすることは和らぎ気にならなくなることはほとんどです。

半年から1年という期間をかけて歯髄(歯の神経)が生きてさえいれば熱や力から刺激を守ると防壁となる第2象牙質を作ります。壁が分厚くなるにつれて熱がつたわりにくくなり痛みやしみる症状は次第に和らいでいきます。

歯の神経のお痛みなら香川県高松市の歯の神経治療専門歯科 吉本歯科医院

ズキズキとした痛み、これは歯の中の神経(歯髄)が治療により反応している事から起こる痛みです。

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虫歯の進行が深く歯の神経近くまで歯を大きく削った場合はこのように痛みが出ることがあります。

一般的な歯科医院では虫歯部分は大きく削り取ります。

大きく削り取ると当然歯の神経に近くなりますので痛みが出るのです。

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※吉本歯科医院では、そもそも虫歯部分を大きく削り取るという治療を行っておりません。吉本歯科医院の削らず薬で治す虫歯治療

歯の神経は、歯の寿命を考えると抜かずに残す方がいいのです。

歯の神経を抜かずにすむなら抜かない方法を選択した方がいいのです。

神経をとった歯は、死んだ歯になります。

https://www.youtube.com/watch?v=sBNdWQuuU7Y

神経を取った歯は神経血管がないため栄養がめぐらず、いわば枯れ木のような状態です。

ドライフラワーのような状態です。

また神経を取った歯の強度は10分の1まで落ちますので歯の破折や歯の根っこの破折などを引き起こしやすくなります。

次に破折すればほとんどの歯医者さんでの診断は「抜歯」ということになります。

ですからなるべく保存したいというのが歯の神経です。

虫歯が神経ギリギリだった場合には なるべく神経を残す選択をします。

被せ物が入った後の痛み

詰め物や被せ物のセット後、しばらくしみたり痛むことがあります。セット後にセット部位だけでなく周囲の支質表面や隣在歯表面も清潔に消毒してからセットしています。清潔になった分、敏感になってしみやすくなります。治療した歯にとって噛んだ時の当たり方が強い場合には痛みが出てしまいます。痛みが強い場合にはかならず歯科医師にご連絡をして下さい。

金属は熱が伝わりやすい

金属の詰め物や被せものは冷たい熱いなどの熱刺激を早く伝えます(熱伝導性)。金属は削った後に詰めたり被せたりすると神経に近づいたところに金属の熱を伝えやすい性質が加わり「冷たい熱い」といった刺激は歯の神経に伝わりやすいのです。神経近くに熱刺激をよく伝える修復物が入っていると強い熱刺激をが伝わりより痛みやしみる症状が強く長く出ます。

刺激が強く出過ぎてしまうと神経が死んでしまうこともあります。その場合、神経の残骸を取らなくてはいけない場合もあります。

第2象牙質ができると

半年から1年という期間をかけて歯髄(歯の神経)が生きてさえいれば熱や力から刺激を守ると防壁となる第2象牙質を作ります。壁が分厚くなるにつれて熱がつたわりにくくなり痛みやしみる症状は次第に和らいでいきます。

歯がしみてつらい痛い、という場合にはまずはご相談下さい。